クラウディオ・バリオーニ

1968年頃、エドガー・アラン・ポーの詩をもとにアナベル・リー音楽組曲を作曲。 1969年に最初のシングルをリリースし、シングル「Signora Lia」を録音。女性の不倫をコミカルに歌ったこの曲は、最初の成功こそなかったものの、やがてイタリアン・ポップスのカルト的存在となる。 1974年、ヴァンゲリスとアルバム『E tu …』を録音。 1975年、ジャコモ・レオパルディの詩をもとにした「待つこと」をテーマにしたコンセプトアルバム『Sabato pomeriggio』を発表。 1977年、作詞・作曲・プロデュースを手がけた初のアルバム『Solo』を発表。 1978年、アルバム『E tu come stai?』で大成功を収める。 翌年には、イタリア人歌手として初の大規模なスタジアム・ツアー「Ale-Oo」を開始。 このツアー名は、サッカーの試合でよく使われるコーラスに由来している。 1985年、アルバム『La vita è adesso』がイタリアで最も売れたアルバムとなり、1986年にはアッソロ・ツアーが始まる。 1988年にはピーター・ガブリエル、スティング、ブルース・スプリングスティーンらとともにヒューマン・ライト・ナウ!ツアーに参加。

1990年には3年がかりでダブルアルバム『Oltre』をリリース。 1991年のコンサートは、ビルボード誌によって、その年の世界最高のコンサートに認定されることになる。 1995年にはアルバム『Io sono qui』を、1999年にはアルバム『Viaggiatore sulla coda del tempo』を発表し、Baglioniはこの3枚のアルバムで、それぞれが過去、現在、未来を表す時間の三部作を構成していると宣言している。

90年代のBaglioni

1998年6月6日、ローマのオリンピック競技場でミレニアム最後のコンサートが行われ、中央のステージとスタジアムを埋める観客のおかげで10万人を超える観客を動員、音楽、スポーツを問わず、どのイベントにもこの記録を破ることができないまま、コンサートは幕を閉じました。

2000年代にはアルバム「Sono io」を発表、2010年には世界各地でコンサートを開催。 2019年、キャリア50周年を記念して、ヴェローナ・アリーナで初めて全編を公開する素晴らしいコンサートを実現。 ステージが中央にあり、観客がアリーナ全体を埋め尽くす円形になっている

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