陰茎からの分泌物は心配かもしれませんが、必ずしもパニックになる必要はありません。 STI以外にも、おりものが出る理由はいくつかあります。 しかし、STIの危険性がある場合は、常に検査を受けることをお勧めします。
ペニスの分泌物には、いくつかの理由が考えられます。
尿路感染症(UTI)は、通常、尿路に侵入した細菌によって引き起こされる尿道の感染症です。
症状としては、
- 透明または膿のようなおりもの
- 頻尿
- 排尿時の熱感
- 濁った/臭い尿
尿道炎は、尿道(膀胱から尿を運ぶ管)の炎症または感染症です。 通常、感染者との無防備な性行為によって感染した細菌によって引き起こされますが、性行為以外の細菌によって引き起こされることもあります。
症状としては、以下のようなものがあります。
- 陰茎からの分泌物
- 排尿時の灼熱感
- 陰茎口付近のかゆみ
- 精液や尿に血が混ざる
亀頭炎は、包皮の下が不潔だったり、石鹸やコンドーなどに対するアレルギー反応、STIなどによって起こる陰茎頭の炎症です。
症状としては、
- 包皮の下からの分泌物
- かゆみ
- 排尿時の痛み
- 痒み
分泌物を引き起こすSTI
多くの人はSTIでは症状が現れないでしょう。 しかし、異常なおりものがある場合は、以下のようなSTIの検査を受けることが重要で、これらのSTIは症状が出ることがあります。
クラミジア
- 陰茎の先端から水っぽい分泌物や粘液が出る
- 尿道炎
- 精巣痛
淋菌
- 白っぽい、淋病のようなもの。 陰茎の先端から黄色または緑色の液体
- 排尿時の痛み
- 睾丸の腫れ
マイコプラズマ
- 尿道からの分泌物
- 排尿時の痛み
- 陰茎の痛みや刺激
トリコモナス
- 薄い。 白いおりもの
- 頻尿
- 排尿時や射精時の痛み
では、検査を受けたほうがいいのでしょうか?
ペニスから異常な分泌物が出るのは、上記のいずれかの兆候である可能性があります。 性的な健康について心配な場合は、まずSTI検査を受けるとよいでしょう。
尿道炎が疑われる場合、クラミジア、淋病、マイコプラズマの検査は重要です。 また、ヘルペスやHPV・性器いぼの原因となるウイルスも尿道炎を引き起こすことがあるので、これらの検査を受けることをお勧めします。