心血管系

定義
名詞
血液が心臓から送り出され、血管を通して全身を循環する器官系
補足
心血管系は、ヒトや他の脊椎動物に見られる閉鎖循環系である。 その構成要素は、心臓、血管、血液である。 心臓には心房(pl.atria)、心室(s)といった部屋がある。 ヒトの場合、2つの心房と2つの心室の合計4つの心室がある。 右心房は、脱酸素された血液が戻ってくる心臓の部屋であり、次に右心室に入り、再酸素化と二酸化炭素の除去を行う(すなわち肺回路)。 左心房は酸素化された血液(肺回路から)を受け取る。 そして、左心室に血液を送り、左心室は心臓から血液を送り出して、血管を通じて体の各部位に到達させる(=全身回路)。 血管は血液を体の各部位に運ぶもので、大きく分けて3つのタイプがある。 (1)動脈、(2)静脈、(3)毛細血管です。 動脈は、心臓から離れた場所に血液を運ぶ血管です。 静脈は、心臓に向かって血液を運ぶ血管です。 毛細血管は、血液と間質液の間で化学物質の交換が行われる、壁の薄い血管である。
別名:

  • 血液・血管系

参照。

  • 循環系
  • 閉鎖循環系
  • 心臓
  • 血管
  • 動脈
  • 臓器 静脈
  • 毛細管
  • 血液
  • 循環器疾患

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