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アットコルカムイとは、アイヌ語で文字通り「触手を持った神(カムイ)」という意味のアイヌ伝説に登場する神話上の怪物です。
アットコルカムイの由来は、虻田郡豊浦町に伝わるアイヌの口承で、ヤウスケプという巨大な蜘蛛が地中から現れ、村々を荒らし始めたとされています。 村人たちの助けを求める声を聞いたアイヌの神々は、レプンカムイ(アイヌ神話の海神)を任命し、問題を解決するように命じたという。 レプンカムイは村人を救うため、ヤウスケップをフンカ湾(現在の内浦湾)に引き込み、大蜘蛛を大蛸に変身させたのである。 その日以来、ヤウスケップはアットコルカムイと呼ばれるようになった。
アットコルカムイが住むとされる内浦湾
さて、アイヌの口伝には、水が赤くなると湾に近づくなという警告も書かれている。また、漁師は漁の際にアットコルカムイに遭遇したときのために鎌を携帯していた。