Implementing Aseptic Non Touch Technique (ANTT®) clinical practice framework for aseptic technique: a pragmatic evaluation using mixed methods approach in two London hospitals

背景:無菌手技のための無菌タッチテクニック(ASEPLT®)の臨床実践のためのフレームワークをロンドンの2病院にて実施。 無菌技術は,医療関連感染(HAI)から患者を守るための重要な感染予防のコンピテンシーである。 Aseptic Non Touch Technique(ANTT®)無菌法を使用する医療従事者は、無菌法のばらつきが少なく、コンプライアンスが向上していることを実証している。

目的 本研究の主な目的は、ANTT® – Clinical Practice Framework(CPF)を用いて侵襲的静脈処置の無菌法を標準化することにより、安全かつ効果的な無菌法を達成するために設計された感染予防行動に対するスタッフのコンプライアンスが向上するか、またそれが長期的に持続するかどうかを明らかにすることである。

Methods: 実践の観察監査,自己報告式調査,主要な関係者との構造化面接からなる混合的手法による実践的評価。 ANTT®導入前後の無菌操作の遵守状況を、49名の登録医療従事者の観察により測定した。

結果 手指衛生=63%(P≦0.001)、手袋使用=14%(P≦0.037)、Key-Part保護=45%(P≦0.001)、ノンタッチテクニック=82%(P≦0.001)、Aseptic Field Management=80%(P<0.001)であり、それぞれのコンピテンシーは94%で、実施前の状態よりも改善がみられた。

Conclusions: ANTT®の導入により,ANTT®-CPFで定義された安全で効果的な無菌操作のための必須ステップの遵守率が向上したことが示された。 コンプライアンス向上は4年以上持続した。

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