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Chondrus crispus
通称。 Irish Moss, Carragheen, Carrageen, Carrageen Moss (Eng.), Mousse d’Irlande (French), Irisch Moos (German), Carraigín (Irish)
Description: 雌株は軟骨状の濃い赤紫色の葉で、水中では先端が虹色になることもあり(下)、海岸の岩場ではほぼ完全に緑黄色になる(下)、高さは150mmになる。 茎は圧縮された細いもので、円盤状のホールドファストから房状になって、平らな、繰り返し二分されたブレードに徐々に拡大する。 軸は丸く、先端は鈍いか亜急で、葉の中央は縁より厚い。 節間の幅は非常に広い(後述の広形態を参照)。
生息地。 岩上(上)、プール、潮間帯下部、潮間帯浅部、広く分布し、豊富である。 アイリッシュモスは、19世紀初頭からアイルランドで呼吸器系疾患の民間療法として使用されてきた。 19世紀半ばに飢饉で移住してきた人々によってアメリカのニューイングランドに輸出され、ロープのサイズ調整や料理にも使われるようになった。 アイルランドでは今でも料理用や健康飲料として少量が採取されている。 カナダではAcadian Seaplants社が本種の色彩・形態変異種(写真下)を栽培し、ノベルティサラダとして乾燥販売されています。

Chondrus crispus © M.D. Guiry

Chrondrus crispus
Useage: カラギーナン(硫酸化多糖類)の原料で、スープやゼリーなどの材料として、またアイルランドでは呼吸器疾患(風邪、インフルエンザ、結核)の治療薬として使用されています。 カラギーン」という口語的な英名は、1840年頃、ドニゴール出身のトッドハンター氏によってアイルランドに紹介されたもので、Co.のCarrigeen(またはCarrigan)ヘッドから取られた可能性が高い。 しかし、カラギーンまたはカリガン(carraigín、アイルランド語:岩の短縮形)はアイルランドで非常によく使われる地名である。 カナダの沿海州の浅い潮下帯で採取されるChondrus crispusは、工業的に重要なハイドロコロイドであるカラギーナンの重要な原料である
。 Mastocarpus stellatusは、Chondrus crispusと共に頻繁に採取され、CarrageenまたはIrish Mossという名前で混合物として販売されている。
注:ドイツでは現在、Irisch Moosとして知られる個人用トイレタリー製品のラインがある。

Chrondrus crispus
Chondrus crispus © M.D. Guiry

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